『Happy Ball のおはなし|あげたらふえる、しあわせのひみつ』
──親子で読めるやさしい物語と、毎日をちょっと楽しくするヒント

🌈 Happy Ball のおはなし
『しあわせボールはどこへいく?』
むかしむかし、
大きな池と風車のある、とても小さな村に、
しあわせボール(Happy Ball)がありました。
丸くて、かるくて、
手のひらにのせると
ほんのりあったかくなる、
ふしぎなボールです。
1.なげたら、かえってくる?
ある日、ちいさな男の子・リクが、
村のひろばでボールをひとつ見つけました。
「これ、だれのだろう?」
そっと持ち上げると、
ボールは ぽわん と光りました。
そこへ、おばあさんがやってきました。
「それはね、
あげたらもらえて、
もらったらまたあげたくなる
ふしぎなボールなんだよ。」
リクは首をかしげました。
「……どういうこと?」
2.リク、ためしてみる
リクは試しに、
ひとりでさみしそうにしていた
女の子ミナに、ボールをそっと渡してみました。
「これ、きみにあげるよ!」
ミナの手のなかで、
ボールが ふわっ と光ります。
「ありがとう! すっごくうれしい!」
ミナが笑ったそのとき、
リクの胸の中にも
あったかい光が ぽんっ と生まれました。
「……あれ、あげたはずなのにもらったのは、ぼくのほうだ。」
3.ミナから次の人へ
次の日、ミナは、
転んで泣いていた子にボールを渡しました。
するとまた光って、
こんどはミナの心が
じんわりあたたかくなりました。

ボールは村のあちこちへ転がり、
だれかが渡せば、
だれかがもらい、
そのたびに、
心に小さな光が灯りました。
4.Happy Ball のひみつ
ボールを見つけたリクは、
あることに気づきました。
「さいしょのボールは、ひとつだけだったはずなのに……
なんだか村中があったかい光の玉でいっぱいだ。」
おばあさんは にっこり笑いました。
「そう。
しあわせボールは渡しても減らないんだよ。
だれかに渡すと、むしろふえるんだ。
しあわせボールはね、
やさしさはキャッチボールみたいに
“なげれば返ってくる”ってことを
そっと教えてくれるんだよ。」
リクの胸が、また ぽわん と光りました。
5.世界はキャッチボールでできている
村の人たちは、気づきはじめました。
だれかがやさしさをなげると、
だれかがちゃんと受けとってくれる。
受けとった人は、
またつぎのだれかにやさしさを投げていく。
光るボールは、
家から家へ、人から人へ、
村のあちこちを行ったり来たり。
やさしさの光がぽつぽつと広がり、
やがて村じゅうが
あたたかい色にそまっていきました。
みんな笑顔で、
みんなすこしずつ幸せになっていきました。
リクは空を見上げて、
そっとつぶやきました。
「もしかして世界って……
Happy Ball のキャッチボールみたいに
できてるのかもしれない。」
ボールはやさしく光りました。
ほんとうにその通りだよ、と言うように。

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