すでに持っている

すでに持っている
「自分をリユースしてみよう」
新しい何かを探す前に、
一度、自分の中にある倉庫を開けてみる。
何かを始めるとき、
人はつい「まだ持っていないもの」ばかりを見てしまう。
知識が足りない。
お金が足りない。
時間が足りない。
才能が足りない。
経験が足りない。
道具が足りない。
人脈が足りない。
でも、本当に足りないのだろうか。
たぶん、そうではない。
すでに持っているものを、
まだ使えていないだけかもしれない。
自分の中には、
思っているよりたくさんのものが眠っている。
昔好きだったこと。
途中でやめたこと。
うまくいかなかった経験。
人に笑われた記憶。
なぜか忘れられない景色。
子どもの頃に夢中になった遊び。
何度も失敗して覚えた感覚。
誰にも説明してこなかったこだわり。
今では必要ないと思って、奥にしまっていたもの。
それらは、なくなったわけではない。
ただ、使われていなかっただけだ。
中古品を見ていると、よく思う。
汚れているから価値がないわけではない。
古いから終わったわけでもない。
誰かにとって不要になったからといって、
そのモノ自体の可能性が消えたわけではない。
置き場所が変わる。
見せ方が変わる。
使う人が変わる。
意味づけが変わる。
それだけで、もう一度動き出すものがある。
これは、人も同じだと思う。
自分の中にあるものも、
一度使われなくなっただけで、
価値がなくなったわけではない。
昔やっていたこと。
昔好きだったこと。
昔うまくできなかったこと。
昔つらかったこと。
そのままでは使いづらいかもしれない。
けれど、少し磨いて、
少し角度を変えて、
今の自分の場所に置き直してみると、
意外と使えるものがある。
むしろ、今だから使えるものがある。
子どもの頃に好きだったものは、
今の仕事の入口になるかもしれない。
人より遠回りした経験は、
誰かに説明するときの言葉になるかもしれない。
傷ついた記憶は、
同じ場所で立ち止まっている人に気づく力になるかもしれない。
途中でやめた趣味は、
新しい企画の種になるかもしれない。
恥ずかしくて隠していたこだわりは、
自分の店や作品や文章の個性になるかもしれない。
「これから何者かにならなければいけない」
と思うと、苦しくなる。
でも、
「すでに持っているものを、もう一度使ってみよう」
と思うと、少し動きやすくなる。
新しい自分を無理に作らなくてもいい。
まずは、今までの自分の中にあるものを見直してみる。
これは、前向きな言葉で自分を励ますことではなく、
自分の中にある在庫を、もう一度見直すことに近い。
自分の中の倉庫を開ける。
埃をかぶった記憶を出す。
もう使わないと思っていた経験を並べる。
傷や汚れも含めて、状態を確認する。
そして、考える。
これは今なら、どう使えるだろう。
これは誰かの役に立つだろうか。
これは自分の仕事にできるだろうか。
これは文章になるだろうか。
これは誰かとつながるきっかけになるだろうか。
大切なのは、
「まだ使えるかもしれない」と見てみることだ。
捨てる前に、もう一度見る。
諦める前に、もう一度並べる。
なかったことにする前に、もう一度意味をつける。
リユースとは、
ただ古いものを安く売ることではない。
見過ごされていた価値を、
次の場所で使える形にすることだ。
それなら、自分自身にもできる。
自分の経験をリユースする。
自分の記憶をリユースする。
自分の失敗をリユースする。
自分の好きだったものをリユースする。
自分の遠回りをリユースする。
外に探しに行く前に、
一度、自分の中を見てみる。
まだ使っていないだけのものがある。
使い方が変われば、価値も変わる。
置き場所が変われば、意味も変わる。
見せ方が変われば、誰かに届く。
だから、まずは自分をリユースしてみる。
新しい自分になる前に、
今までの自分を、もう一度使ってみる。
眠っていた経験を、
今の場所に置き直してみる。
それだけで、
次に進むための道具は、案外もう手元にある。
あなたは、すでに持っている。
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